日本のIWC(国際捕鯨委員会)脱退

日本が国際捕鯨委員会(以下、IWC)からの脱退を決めたと発表されました。

長年に渡り商業捕鯨の再開を呼びかけていましたが、それが実現されず、理論的な議論もなかなか進まないことから脱退に踏み切ったのでしょう。

この発表で、ふと思ったことですが、今の日本でどうしても商業捕鯨を再開する意味があるのかということです。

私たちが子供の頃には、豚肉や牛肉の価格が高く、「大和煮」「竜田揚げ」「ベーコン」といった形でクジラの肉を食べることも良くありましたが、今は豚肉や牛肉に食生活も移行し、仮に商業捕鯨が再開されたところで、需要があるのかどうか疑問です。

「文化を守る」ための捕鯨であれば、IWC加入時にもできていたことで、脱退してまで行う必要はないように感じます。

脱退することによって日本はクジラを保護する責任も発生するわけですが、1っの国でそれが可能化も疑問で、もし、クジラの頭数が減少した場合、世界中からの非難を浴びることも考慮しておかなければなりません。

安倍政権の決めることは、憲法改正も含め、裏にある本来の理由を隠して、口当たりの良い情報だけを国民に提供している様に感じてなりません。

ECOの語源

ECOの語源は、もともとはエコロジー(ecology)からきている。エコロジーとは生態(せいたい)学(がく)という意味(いみ)で、生物(せいぶつ)の生活(せいかつ)や環境(かんきょう)学(がく)との関係(かんけい)、つまり「環境(かんきょう)にいい」という意味(いみ)につながるという。

二酸化炭素25%削減

二酸化炭素25%削減とは、日本の民主党の環境政策で、二酸化炭素を2020年までに1990年比で25%、2005年比で33.3%削減して地球温暖化を防ごうというものです。鳩山さんも大きく花火を打ち上げましたが、本当にやる気があるんだろうか。企業には色々指示を出したりしているんでしょうが、国民に何も具体的な指示が出てこないように感じるのは私だけでしょうか。車1台に付き1本木を植えましょうでもいいし、テレビは0時で視聴をやめましょうとか、国民1人1人が小さなことを積み重ねていけるようなことがあるのではないだろうか。以前、コンビニのオールナイトをやめようというお話が出た時に、空調等が一度止めてから立ち上げるのに電気がかかり、継続使用の方が無駄がないというような話があったけれど、それって本当に実験してみてのお話なのだろうか。どうも、企業側からの言い分だけを聞いてのような気がする。

個人の認識

日常、家庭や会社にいる時、個人個人が将来の地球のことを本気で考えているのか疑問に感じることが多々あります。暑ければ、冷房をがんがんきかせ、寒ければ暖房を・・・といった感じですし、ごく近所に出かける時でも自家用車やバイクを使用するという感じではないでしょうか。まだまだ、我々は、地球環境に関してま先のこと、自分には関係ないことと認識しています。自分の子供や孫、その先の子孫が割りを食うことになるのを知っていながら、他人ごとのように考えていますし、将来自分達に降りかかってくることを認識しながら、そんなの関係ないと無関心な若者達(私の息子もそうです)もいます。人間は痛い思いをしないと改善しようという気にはならないのでしょうか。過去の歴史、明治維新の時の徳川幕府や第二次世界大戦での日本国でも、もうこれ以上は無理と身にしみて感じるまで学ぶことをしませんでした。ということは、海や山の自然環境がぼろぼろになり、もう手の施しようがないという近い将来にやっと自分達の愚かしさに気づき、反省するだけで、手をこまぬいていることになるのか、より発達した科学技術で乗り越えることが出来るのか私にはわかりませんが、人類に未来がることを祈ります。まあ、人類の未来という言い方自体が勝手なのであって、地球全体の連鎖を崩した人類が全責任を負うべきことかもしれません。

チャレンジ25キャンペーン

◇「チャレンジ25キャンペーン」が推進する「6つのチャレンジ」
1.エコな生活スタイルを選択しよう
2.省エネ製品を選択しよう
3.自然を利用したエネルギーを選択しよう
4.ビル・住宅のエコ化を選択しよう
5.CO2削減につながる取組を応援しよう
6.地域で取組む温暖化防止活動に参加しよう

「チャレンジ25キャンペーン」では、「6つのチャレンジ」に賛同しCO2排出量削減に取組む個人や企業を「チャレンジャー」として登録し、実践に努めてもらうとのことです。

Challange1 エコな生活スタイルを選択しよう

未来の担い手である子ども達に、楽しく無駄ないエコな生活スタイルを伝えることも重要です。
ぜひ大人世代がお手本となって、エコな生活スタイルを選択するようにしましょう。

だから、あなたも。
例えば、冷房の設定温度を28℃にするクールビズや、
暖房の設定温度を20℃にするウォームビズを実践したり、
買い物の際はMYバッグを持参して、過剰包装を断ったり、
また、移動の際は公共交通機関や自転車を利用したり。

「エコな生活スタイル」を選択する「チャレンジ」で、温暖化をストップしましょう!