ペーパーレスとは、コンピュータ処理等によって、紙(印刷)をなくす、あるいは少なくするということです。
電子化・情報化、電子政府・電子申請、電子商取引が進むとペーパーレスも進むだろうと我々は考えますが、どうもそう簡単にはいかないようです。
電子化・情報化とペーパーレスは、まったく別物で、逆に紙を増やすことになるという意見もあるようです。
インターネットでのショッピングをしても注文画面を印刷して残しておくことがあります。
画面を保存するとか、PDF文書にしておけば紙は出てこないですが、まだまだ、形に残こさないと不安になる方が多いらしく、とりあえず印刷ということになるようです。
送られてくる商品は、紙で梱包されており、注文確認書等の紙がセットで付いてきます。
役所の公文書や申請・届出の書式が、インターネットから簡単に入手できるようになりましたが、印刷されることが多いですし、その先を行くはずの電子申請は、利用方法が複雑で、マニュアルだけでも100ページ以上あるものも多いのです。
紙の方が書き込みができて云々おっしゃる方もいますが、意識して印刷しないことを進めないと、業務フローもスリム化されないでしょう。
会議等でも、大人数ではプロジェクタ、少人数ではディスプレイを使用し、資料は事前にPDFで配布しておき、各自ノートPCに入れて持って参加するようにすれば、参照も困りませんし、メモも打つことが出来ます。
慣れるまでは、若干の違和感もありますが、慣れてしまえば、全然問題ありません。私の会社でも経営会議や戦略会議で実施し、大量のペーパー削減を実現しました。
0 件のコメント:
コメントを投稿