ディーゼルエンジン

どんどん改良が進んでいるディーゼル車ですが、やはり克服すべき課題はまだまだ残されています。一番の課題としては、酸性雨の原因となる窒素酸化物がガソリン車に比べて多い点でしょう。同様に粒子状物質も多いことが指摘されています。しかし最近では、窒素酸化物の排出量をガソリン車なみに減らしたディーゼル・エンジンの開発が進んでいるため、これが実用化されれば、ガソリン車に比べた場合の環境問題上における欠点はなくなると言えるでしょう。
欧州では、新車の半分ちかくをディーゼル・エンジン車が占めています。これは、特にヨーロッパの人々の環境問題への意識が低いから…というわけではありません。実は、ディーゼル・エンジンはどんどん改良されてきており、ガソリン・エンジンに比べて特に有害だというわけではなくなってきているのです。
ディーゼル・エンジンの一番のメリットは、何といっても燃費のよさでしょう。しかし、それに加えて最近ではエンジンの改良が進み、クリーン化されてきています。そのため、ディーゼル車の象徴とされてきた黒い煙が噴き出すようなことも、最近ではなくなりました。二酸化炭素の排出量も、以前に比べるとぐっと少なくなってきているのです。

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