「LED照明、蛍光灯の代替としては未成熟」 日本電球工業界

一昨年「蛍光灯型LED照明は、蛍光灯の代替品としては未成熟」――日本電球工業界は、こんな調査結果を発表しました。

メーカー7社が販売している蛍光灯形LED照明の消費電力や演色性、直下照度などを、直管蛍光灯2機種と比較しました。

総合効率では、一部のLED照明に蛍光灯をしのぐものがありましたが、全体の光量を表す全光束は、LED照明は蛍光灯の約40~45%、真下の明るさを示す直下照度は約60~70%にとどまった。コスト面でも、大半が蛍光灯より高コストだったとのこと。

LED照明の重量は、7機種中3機種が、日本工業規格で定められた上限(500グラム)を超えていたため、「衝撃や振動などにより、器具から外れ、落下する可能性がある」と指摘。感電防止処理など安全性についても、一般的な電気製品の安全基準と照らした場合、すべての製品に不具合があったそうです。

ランニングコスト面、機能面でもLED照明が蛍光灯のだいたいになるのは、もう少し先になりそうです。

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